CPSM資格

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CPSM資格取得の勉強方法、学習時間の目安および取得にかかる費用について。

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CPSM資格とは

1974年、米国ISMは世界で初めて購買の職業資格、C.P.M. (Certified Purchasing Manager) を開設しました。本資格は米国で購買・調達・サプライチェーン分野の知識と実行力を表す最も権威ある資格の一つとして位置づけられ、ANSI(米国規格協会)の資格オブザイヤーにも輝きました。世界75カ国で40,000人を越える人が取得しており、米国やカナダ、韓国をはじめとする多くの国では、本資格取得を購買・調達部門の管理職になる条件としている企業や政府機関もあります。当然ヘッドハンティングの対象になる機会が増えます。当協会でもサポートしています。

近年の購買・調達を取り巻く環境は、急速なグローバル化や原油・原材料価格の高騰により戦略的な活動を求めるようになって来ました。そこで、米サプライマネジメント協会は、購買・調達の教育内容を一新し、大幅に拡充、グローバルな視野を持つ人材育成をこれまで以上に推進するため、2008年に新資格CPSM (Certified Professional in Supply Management) を開設しました。このCPSM資格は、国際化を目指す日系企業や外資系企業の購買・調達担当者、グローバルビジネスに関わるバイヤーには欠かすことのできない知識体系を含むものです。

CPSM資格は、基本的な購買・調達のプロセスに加え、サプライチェーンマネジメント、グローバルソーシング、戦略的調達経営、ロジスティックス、CSR(社会的責任)経営、企業倫理、SOX(企業改革)法、BCP(事業継続計画)さらには、プロジェクトマネジメントの知識体系を含んでいます。

企業がグローバル社会に通用する人材を求めている中で、CPSM資格を所持することは、購買・調達・物流・生産管理分野の深い知識と能力、また高い倫理観を持って国際社会に対応できる人材であることをアピールすることにつながります。

  • 自社の購買業務に最適なノウハウを適用できる
  • 企業の購買行動が法令遵守できていることを確認できる
  • 購買業務プロセスの中でITを活用し展開できる
  • サプライヤーとの効果的な関係を発展・強化できる
  • 購買・調達・物流戦略を計画的に実施できる
  • 標準化と購買業務改善プロセスを推進、実行できる
  • 資材在庫を適正に管理、統制、最適化できる
  • 購買・調達・物流部門スタッフを監督、指導できる

CPSM資格取得のメリット

北米、ヨーロッパ、またインドや中国をはじめとするアジア諸国では本資格の知名度と認知度がとりわけ高く、政府・行政機関や民間企業から『購買のプロ・エキスパート』の証として高く評価されています。企業にとっても資格者を育成することは非常に有利です。近年、中国・韓国・台湾などで貿易業務のバイヤーにとって必須の資格と見られるようになり、優れた購買の実務能力を証明するパスポートとも言えます。

知識日々の実務にも役立つ幅広い知識を得ることができます。
尊敬CPSM資格は簡単に取れるものではありません。目標達成への努力を惜しまず、真摯に物事に取り組める人材であることの証明になります。
信頼資格の信頼性とともに、自信を持って交渉に当たれるようになることで、売買取引などの場面において信頼性を高めることができます。
給与欧米ではCPSM資格保持者とそうでない人に明確な給与差が出るという調査結果が出ています。
昇進学んだスキルを応用し、チャレンジする能力が備わっていることを示す資格です。多くのグローバル企業で、CPSM資格者を優先的に採用するとともに、昇進基準のひとつにしています。

CPSM資格の取得要件

  • 3種の試験(Exam 1~3)に合格すること ※英中韓に対応。日本語では受験できません
    • Exam 1: Supply Management Core(180問、3時間)
    • Exam 2: Supply Management Integration(165問、2.75時間)
    • Exam 3: Leadership and Transformation in Supply Management(165問、2.75時間)
  • 4年制大学卒以上の方は3年以上、それ以外の方は5年以上の購買実務経験を持つこと(助手・補助業務を除く)

CPSM資格の更新

CPSM資格の有効期間は3年です。資格取得後3年間に60 CEH (Continuing Education Hours、継続学習時間) を取得し、申請することによって、資格を更新することが出来ます。

当協会や米国ISM主催の各種会議、セミナー、講演会、研究会等に参加することで、内容に応じたCEHが付与されます。これらの会議に参加できない場合、CPSM資格試験を再受験して合格する、当協会や米国ISMの運営に参加する等の手段でもCEHを獲得することができます。

当協会はCPSMを推進しています

当協会は、CPSMセミナー等を通じて、日本におけるCPSM資格の保持者や知名度の拡大を目指しております。当協会を通じてCPSM試験合格に至った皆様の合格体験記等を含む最新情報は下記をご参照ください。

※ CPSMの試験制度は定期的に更新されています。合格体験記には最新の試験制度と異なる部分がございますのでご留意ください(例えば、現時点では日本語による受験はできません)。