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代表理事講話
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平成29年1月
 当協会が発足して早や13年が経過し、また月報とも言うべき『月例報告』も発行を始めてから7年が過ぎようとしている。本報告の最大の目玉は、何と言っても米国製造業景況感指数である。当初は米国本部の発表を待って翻訳していたが、世界中の国で同指数を出し始めたので、ヨーロッパ連合(EU)と中国、そして日本政府の内閣府景気指数を一覧にして並べている。
 今になって何故こういう話をするかと言うと、同組織ISM本部100年の歴史の中で米国本部の最高経営責任者(CEO)が初めて来日し、本指数について公式に説明したからだ。ご存知の方も多いと思うが以下に確認しておこう:
 ISM製造業景気指数は、米国サプライマネジメント協会(ISM:Institute for Supply Management)が発表する、製造業の購買担当役員へのアンケート結果を基礎にした「企業の景況感」を示す経済指標のこと。これは、米国の製造業の最重要指標の一つで、その作成にあたっては、製造業約350社の購買担当役員にアンケート調査を実施し、新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の項目があり、1カ月前との比較を3択(良い/変わらず/悪い)で回答したものを集計し、季節調整を加えている。一般にISM製造業景気指数は、米国の主要指標の中で最も早く発表されること(翌月第1営業日)、また企業のセンチメント(景況感)を反映した景気転換の先行指標とされていることから、注目度は極めて高い。通常、本指数が50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示唆すると言われており、特にGDPに先行して景気転換を示唆するところは重要で、1931年以来の伝統的な景気動向指数となっている。また、FRB(米連邦準備理事会)は、本指数が50%を下回っている場合に利上げをしたことがないので、FRBの利上げスタンスを見極める意味でも注目されている。
 なお、米国の製造業の景況感を示す経済指標には、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、ニューヨーク連銀製造業景気指数などがあり、マーケットの注目度は、(1)ISM製造業景気指数、(2)フィラデルフィア連銀製造業景気指数、(3)ニューヨーク連銀製造業景気指数の順になっており、この3指数は相関関係が比較的高いと考えられている。

<本指標の主なポイント>

  • 製造業の最重要指標の一つ
  • 主要経済指標の中で毎月最初に発表
  • 景気転換の先行指標として精度が高い
  • 50%が景気の後退と拡大の分岐点
  • 米国金利はこの指標に意外と敏感に反応

     今月中旬に米国に新しい大統領が正式に就任する。正に世界中が固唾を飲んで見守っているが、これまでにない予測不可能な事件が起こるのか、 起こらないか、第35代アメリカ合衆国大統領の言葉をもう一度かみしめたい。

    国家に対して何を望むかよりも、自分が国家に何を奉仕できるかを考えるべきである
    Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country

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