現代の企業経営は、地政学リスクの増大、グローバルなインフレーション、サステナビリティ
(ESG)への要請、そして急速なデジタル化といった、かつてないほど複雑で不確実な環境に
直面しています。このような状況下で、従来の「コスト削減」を至上命題としてきた調達部門
の役割は、大きな変革期を迎え以下の課題を抱えています。
- 調達専門人材の不足: サプライチェーンマネジメントやサステナブル調達、DX推進など、高
度な知識とスキルを持つ調達専門人材の不足。 - 調達部門の戦略的機能強化: 調達部門が単なる「購買」ではなく、企業の競争力向上に貢献
する戦略的な部門へと位置づけられつつある中での調達担当者のスキルアップや意識改革
。
本年次大会では、「調達人材不足とスキルアップの必要性」をメインテーマに、国内の先進企
業の事例を交えながら、調達部門が経営の中核として機能するための具体的な戦略、手法、そ
して組織変革の在り方を多角的に探求します。参加者の皆様が、自社の調達部門を改革し、企
業の持続的成長を牽引するための新たな視座と実践的な知見を得ることを目的とします。
開催概要
日時 | 2025年11月28 日(金) 13:00~18:00 (開場 12:30) |
形式 | ハイブリッド(会場でのリアル開催およびZoomでのライブ配信) |
会場 | ベルサール飯田橋駅前Room1 東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル2F 「飯田橋駅」A2出口徒歩2分(東西線・有楽町線・南北線・大江戸線) 「飯田橋駅」東口徒歩3分(JR線) |
対象者 | ・ 経営者、経営企画、財務担当役員 ・ 調達、購買、資材部門の責任者および担当者 ・ サプライチェーンマネジメント(SCM)関連部門の責任者および担当者 ・ DX推進、サステナビリティ推進担当者 |
参加費 | 無料 |
定員数 | 会場: 60名、オンライン: 100名 |
CEH | 5 CEH |
主催 | NPO 日本サプライマネジメント協会 |
後援・協賛 | 株式会社Leaner Technologies |
プログラム(アジェンダ)
時間 | 内容 | 登壇者 |
13:00~13:10 | 開会の辞 | Thomas Derry (米ISM CEO) 久原代表理事 |
(第一部)研究会の部(15分×6研究会) | ||
13:10~14:40 (発表各10分、質疑5) | A. サプライヤESG登録認証制度検討研究会 B-1. SCMエグゼクティブ育成研究会 B-2. 調達スキルベンチマーキング研究会 C. サステナブル調達エクセレンス研究会 D. 経営貢献調達研究会 E. 若手バイヤーズサミット: 「未来の調達リーダーズフォーラム」 | 研究会リーダー サブリーダー |
(第二部)講演の部 | ||
14:50~15:50 | 基調講演: 『明日から始める調達部門の経営貢献』 調達を効率化だけでなく、経営に直結する機能へと高めるポイントを紹介します。経営層を巻き込むための考え方、人材不足への向き合い方、ITやAIを活用した現実的な進め方について解説します。 | PwCコンサルティング合同会社 小山元氏 |
15:50~16:20 | CPSM資格紹介 | 久原代表理事 |
16:20~16:50 | 協賛企業講演:『調達の未来予想図~AI・DXが描く、変革のシナリオ』 | 株式会社Leaner Technologies |
16:50~17:50 | 講演セッション:『攻めのサステナブル調達とリスクマネジメント』 足元の円安に物価高、デフレ完全脱却の政策、中小受託事業者保護など購買がコスト削減をしていくには向かい風な環境だ。さらにESG対応やサプライヤーとの関係性強化による安定調達、サプライチェーンの透明化によるリスク対策など期待される役割は増大しバイヤーは疲弊している。この社会変化を追い風に変える攻めのサステナブル調達とリスクマネジメント施策について紹介します。 | 大日本印刷株式会社 天野菜美氏 |
17:50~18:00 | 閉会の辞 | 上原名誉理事長 |
(第三部)ネットワーキングの部 | ||
18:30~ | ネットワーキング懇親会(名刺交換会) | 会場参加者のみ |
講演者プロフィール
(作成中)